Chika’s Blog

私立中のサッカー部 (2)

以前長男の部活の話を書きましたが、その続き。

親としては満足していたサッカー部ですが、秋の部活保護者会から、外部指導者を入れるかという話が出始めました。急展開の背景に、サッカー部顧問の先生が来年度担任を持つことになり、部活を十分見ることができなくなるという事情があったそうです。学校でも働き方改革が進められていて、放課後や週末の部活は教師の負担になりますから、さもありなんという展開。

年度末になって具体的な話がでて、追加費用10,000円/月の話があり、我が家のようにレベルが上がるのなら賛成という家庭と、急な話に困惑する家庭とで、保護者間でも少しずつ意見が異なり、はらはらしました。

校長からも、費用負担については表立って反対できない家庭もあるだろうから、最低ラインに揃えて抑えるべきとの意見が強く出て、3,000円/月というラインが示され、顧問の先生が用意してくれていたPlan Aは金額面から折り合わず頓挫。

このままでは、新年度の部活は全部自主練習になってしまうかもという危機的状況でしたが、年度末に部員保護者が知り合い伝手で地元クラブチームに紹介し、地元クラブチームが低価格で平日の部活を見てくれるPlan Bが滑り込みで成立しました。セレクションチームである地元クラブチームはジュニアユースとして通えば月15,000円程度の月謝がかかりますが、今回の部活外部指導は平日放課後指導限定とはいえ各家庭の負担はその1/5程度。我が家的には大満足のPlan Bです。

いろいろ話し合いが行われている経過は長男に伝えていなかったのですが、Plan Bが決定したので長男にこれを伝えると、「先生、学年主任になっちゃったから全然来ないんだよ。中3さぼろうとしてるし、中2のBチームもさぼろうとしてるんだ。」と内情を教えてくれました。

部活という活動が持続可能な制度ではなかったので、早めに顧問の先生が外部指導の話を切り出してくれてよかった。地元クラブチームだって何校も指導できないから早く交渉して契約してもらった学校が勝つ状態。費用負担は当然今後上がってくるんでしょうけれど、導入のハードルが一番高いでしょうからそれを乗り越えられたことで一安心です。