Chika’s Blog

私立中のサッカー部

以前長男の部活の話を書きましたが、その続き。

”最難関"より一段レベルの落ちる長男の学校。都心の最難関に敗れた南西側に住む男子がぞろぞろと入学する学校です。
「K落ちたー」「俺も受けたー」「俺も俺も」という会話がそこかしこで明るく語られているそう。長男の「都会のチャレンジ校」だったK校はサッカーが強く全国大会に出場している最難関校ですから、みんな受けてます。

活動日

長男の学校のサッカー部は、学校説明会では「サッカー部強いみたいですよ」と顧問の先生が他人事のように語っていましたが、朝練は週6日、夕方の活動は週4日、日曜日は試合が入るので、活動しないのは水・金の夕方だけというK校より過密なスケジュールです。

平日は授業後に高校と中学がグランドを分け合って2時間練習しているようですが、土曜日は高校が先にグランドを使い、中学が15時半から2時間活動しています。
「土曜授業終わってから15時半まで何してるの?」と聞いたところ、「ものすごーくゆっくりお弁当食べて教室で遊んでるの。騒いでるとたまに先生に怒られるから、職員室から遠い教室に移動したりするの。」との返答。かわいい中学生です。2年や3年になったら生徒ホール(多目的スペース)で我が物顔で陣取ったりするんでしょうけど、1年生は教室待機なんですね。遊ばないでその時間勉強してほしい。

朝練

朝練は任意と言われていたので全く出てなかった長男。「それじゃほかの人に抜かれちゃうぞ」と顧問の先生にはっぱをかけられて、夏休み明けから毎日朝練に行くようになりました。
今年の1年は強く、Aチームは全員朝練に来ているようです。「先生来ないし、ちゃんとメニューをこなせていなくてすぐシュート練習になっちゃうから意味ないんだよ」とブツブツ。

朝練は7時半から始まるので、普段の登校時間より1時間早いです。すなわちお弁当のタイムリミットも1時間早まりました。それでも6時50分に送り出せば朝練に間に合うので、近所の学校万歳です。
受験期間中に心傾いた「都会の抑え校」に通っていたとしたら、普段の始業時間に間に合わせるために6時50分に送り出す生活。朝練なんてあったら5時起きでお弁当作りだったことでしょう。運動部にとって、近さは正義。

試合

朝練のない日曜日、ゆっくり寝られるかと思いきや、「XX中7:50集合」などとスケジュールに書き込まれていて、子供たちはさらに早めの時間に最寄り駅に集合しますから、朝練より早い時間に送り出すことが多々あります。お弁当はいらないまでもおにぎりを持たせる必要があったり。たまには朝寝したいと思う一方、長男が日中いないのは非常に気楽です。

試合の結果は、ほぼ勝ってる。近所の公立校にも勝ち、県内のめぼしい私立にも勝ち、県内御三家対決も勝ったそうです。ちらりと練習試合を見に行ったら、1年生同士でベンチで押し合いへし合い大笑いしていたので、何とも子供っぽいですが、楽しく遊びながらサッカーのできる環境は長男にとてもあっているように見えました。それも勝てるからこそ楽しいんでしょうけれど。

 

期待以上の私立中サッカー部でした。