Chika’s Blog

長男の学校の学園祭

長男の学園祭に行ってきました。9月半ばですが真夏のように暑く、滞在時間2時間で撤収。

私が経験した公立中学の学園祭は、飲食禁止で、各クラスが教室を改造して展示するだけ。ふーんって見て回ってオシマイでした。

私が経験した私立高校の学園祭は、厳しい学校だったので同じく飲食禁止でしたが、映画を上映するクラスあり、舞台で歌って踊るクラスあり、部活が演奏していたり、高3はゼミ形式で各研究成果を展示していたり、文化的でした。

長男の学校の学園祭は、小規模で混とんとしていて、何より生徒が楽しんでいる様子。鉄道研究会や歴史研究会の展示は力作だったし、生物部が展示を行ったり、カフェを開いてチュロスを売っている団体もあるし、体育館で実演している吹奏楽部や体育会があり、ハンドボールコートで焼きそばやポップコーンを売っていたり、文化祭というよりは”お祭り”っぽい。

受験前に各学校の学園祭を見て回るという行為をしてなかったんだけど、見なくてよかったかも。偏差値のわりに文化的でないところにがっかりしたかもしれない。でもこの学校にすっかり惚れ込んでいたから、あばたもえくぼ、これだけ庶民的ならうちの子にも合うー!と自分自身をマインドコントロールしていたかもしれません。実際うちの子文化的でないし。

特段長男と待ち合わせをしていなかったのですが、サッカー部の試合会場で長男を見かけました。友達とふざけてポップコーンを食べていて、ぶつかって周囲にぶちまけていました。あぁ、楽しそうでよかった。拾っておいてね・・・と祈りながら声をかけずに日陰に移動しました。

サッカー部の試合の方は、中3主体の試合だったので迫力がありました。試合内容は、まぁよくわかりません。少年サッカーとは違って人数も多いしコートも広いし、試合時間も長いし、スピード感が違います。ただ言えるのは、招待に応じてくれた相手チームがそんなに強くなかったかも。

試合を見て感じたのは、ここに通ってくれてよかったということ。人工芝のグラウンド、スプリンクラー3台が試合前に水を撒いてくれました。人工芝のグラウンドはラインがすでにひかれているので設営の必要がありません。グランドわきの山の斜面に木陰があって、3段の石垣が観客席になって、スプリンクラーの飛沫を少々浴びながらキックオフ待ち。試合前の選手もスプリンクラー気持ちよさそう。かなり高めの朝礼台がコートの横に置かれ、生徒が三脚を設置して日傘をさしながらビデオ撮影してくれてます。いつもの試合動画もこうやって撮ってくれてるのね、よくできてる。
夏休みの練習試合の会場はほとんど自校でした。この設備があれば他校も来てくれるよね、駅からも近いし。

 

よって学園祭に行ってわかることは、通学経路、生徒たちの雰囲気、設備、かな。文化的かどうかはきっと学校によって大きく異なる。文化的でなくても、生徒が楽しそうならまぁいっか。