Chika’s Blog

奴隷のような日々

奴隷のような日々に疲れています。

私しかできない仕事が振られる。終わらない。

けれど塾の勉強をちゃんと見てあげないと夫に叱られる。

日中、会議の合間を縫って、子供に勉強の指示を出さないと夫に叱られる。

仕事していて夕食の支度が遅いと叱られる。

時短勤務のはずなのに、なぜ子供をサッカースクールに送れないんだ?と叱られる。

仕事をコントロールできないお前が悪い、と。

食事の後、食器を洗うのも私。

 

休日はサッカー中心です。

自主練して、チーム練して、スクール行って。

つまらないほうの仕事が私に回ってきます。グランドに待機する当番系、備品運び、合間を縫って買い物して、昼ご飯作って片づけて、夜ご飯作って片づけて。

基本的にサッカーに付き添うのは夫だけれど、あぶれた側の子供の世話は私。夫は自由に自分の予定を入れてきます。ゴルフだとか人と会うとか。その間の付き添いに飛び回るのは私。帰れば子供にシャワーを浴びせ、くつろぐ父子を横目に台所に立つ私。

 

私自身の趣味は何もないです。私に友人はいないです。

せっかく仲良くなったママ友とも、夫がサッカーチームでコーチともめて人間関係をこじらせてしまいました。

 

お金貯めたりしてるけど、今死んでも後悔もないです。

 

そう思っている時に「82年生まれ、キム・ジヨン」という本が目に留まりました。あぁ、読まなくてもわかる。韓国って私のいるこの環境をひどくした感じ。世の中に対する不満を活字で読んでも、私が改めて絶望するだけで、夫が変わってくれるわけでもない。読むだけ時間の無駄。そうわかっててパラパラ読んで、あとはKindleで、と店頭を立ち去った。

 

夫が子供2人をサッカースクールに連れて行った祝日の夕方、本当に久しぶりに自由な時間がありました。最後に本屋さんで立ち読みしたのは1年以上前かも。書架の並び順もわからない。最近の売れ筋もわからない。趣味がないから読みたい本もわからない。隣のカフェに座っても眠気に襲われて何もできませんでした。ZARAに立ち寄っても最近の流行りが何なのかさっぱりわかりませんでした。店内で流れているBGMが効いたことない曲ばかりで自分の時がもう十数年も止まってしまっていると気づきました。

 

もう取り戻せないかもしれない。自分の人生。

 

絶望するのは簡単だけど、「何も楽しいことなかったの?」と子供に聞かれるのも嫌。何か楽しかった風に取り繕わないと。

「いい中学入ればさ、楽しいことあるから。」と子供を励まして勉強させる。

いい中学入って、いい大学入って、いい仕事について、たくさん稼いで、そのあとは?そこまでやっても私は奴隷。ごめん、何のロールモデルにもなってない。