Chika’s Blog

外貨建ての生命保険

自分の健康上の不安もあり、秋から年末にかけて保険に入りました。

為替レートは悪いけれど金利がいいので夫も保険に入りました。

私と夫が入った保険

$33,000を払込み、死亡時に$100,000を受け取れる保険。
解約する場合は、10年後なら$50,000、20年後なら$77,700受け取ることができます。
死亡保険金が増加するタイプなので、死亡が21年目以降なら$165,000を受け取ることができ、35年目以降なら$250,000、50年目以降なら$285,000を受け取ることができます(金利にもよりますが)。
契約者=被保険者なので、死亡時の生命保険金に対して相続税が課されます。
500万円×法定相続人の人数=非課税枠として設定され、その残額に30%-40%の相続税が課されると想定しています。
夫は非課税枠をほかの保険で使い切るでしょうから、$100,000×40%÷3人で、ひとりあたり190万円の相続税を負担することになります。保険金の6割しか手元に残らないのであれば、あんまりお得ではないですね。
一方、私は非課税枠を充てることができるので、死亡保険金に相続税がかからないと予想しています。

子どもたち名義で入った保険

$20,000を払込み、私が死亡した時に$67,000を受け取れる保険。
解約する場合は、10年後なら$30,000、20年後なら$50,000受け取ることができる保険。
子どもたちが$20,000を持っているわけはないので、あらかじめ贈与して保険に加入させました。これから5万円の贈与税を納付することになります。
契約者と被保険者が異なりますので、死亡時の生命保険金に対して所得税が課されます。(($67,000-$20,000)-50万円)×1/2×所得税率で計算され、所得税率として23%を想定しています。所得税は70万円程度でしょうか。

 

これ以上私名義で保険に入っても、非課税枠が使えませんから、ちびちびと子供たちに贈与して、子供たちに契約してもらった方が税額を低く抑えられそうです。私が死亡するときに子供たちがたくさん働いて高い所得税率が適用されている場合は税率が高くなりますが、それはそれで喜ばしいことかな。

一方夫は保険を相続とはとらえず、運用ととらえているそうです。いつかのタイミングで解約して、好きな場所に別邸を購入したいんだそうで、その資金に充てるのでしょう。税金を納めるよりもそういう考え方もありなのかな。でもセカンドハウスなんて家のメンテナンスの手間が2倍じゃん、と家事目線では同意が難しいです。