Chika’s Blog

NISAについて改めて

新NISAのことをあまり知らないのでいまさらですがNISAについて調べてみました。

一般NISA

2014年~2023年
非課税枠:120万円×5年間=600万円

私はこちらの一般NISAを使用。当初はメインバンクにしていた新生銀行で開始しましたが取扱投資信託が限られているので2018年に楽天証券にNISA口座を開くことにしました。
その後5年の投資期間が延長されたので、2018年の投資分をロールオーバーしました。現在使っている枠は5,600,000円。なんと失念して枠を使い切らなかった年がありました。

ロールオーバーの意味も知りませんでしたが、ロールオーバーした年の枠を食ってしまうのですね。道理で2023年のNISA自動積立に失敗したり、端数の枠が残ったりするわけです。
2018年分のロールオーバーの振替価額は1,070,590円でした。2018年の投資額は1,200,000円でしたがその半額は売却してしまっていたので、振り替えた取得価額600,000に対して470,590円の利益が確定し、非課税で取得原価に含まれてロールオーバーされたことになります。

つみたてNISA

2018年~2023年(新規買付)
非課税枠:40万円×20年=800万円

こちらの方が枠が大きいので乗り換えようかと思いましたが、1年あたり40万円って少ないよな。12で割り切れないのも気持ち悪い。一般NISAの期間がどうせ延長されるんでしょ、と読んでつみたてNISAには手を出さず。

ジュニアNISA

2016年~2023年
非課税枠:80万円×5年=400万円

なんだか18歳まで取り崩せないって自由度低いなぁ、と子供のNISA口座開設に夫が否定的だったので子供の証券口座はあるのに結局普通の特定口座で投資しています。
ところがジュニアNISAは廃止が決まったので、2024年以降は18歳より前に引き出しができるようになったんだとか。引き出す場合は部分的には引き出せず、全額引き出すことが条件。
今から駆け込みでやってもいいんだけれど、面倒な手続きに重い腰が上がらない。と思っていたら、証券口座だけでなくNISA口座も開設済みだったことがわかり、今から駆け込みで投資することにしました。

 

新NISA

2024年~恒久化
非課税枠:1800万円(年360万円まで)

やばい、全然知らなかった。売ったらまた枠が回復する再利用可能枠なのね。
「新NISA制度での生涯非課税限度額は、現行の制度と別枠とみなされます。現行NISA制度を利用している方も、2024年から限度額ゼロでスタートできるので、現行NISA制度を利用しているからといって不利になるようなことはなく、むしろ合計の限度額は現行制度を利用している方が多くなります。」だそうです。一般NISAは2019年投資分が5年を迎えるので、順次特定勘定に移していって、新NISAにはあらたに投資していくことになります。

 

まとめ

新NISAが始まるので一般NISAの期限が来たら売却しないといけないのかと勘違いしていました。現在一般NISA勘定で購入しているファンドは60%も値上がりしていて、つまり、取得単価が低いわけで、今後も値上がりの利益を享受しやすいから一定時点で売るのはもったいないなぁと思っていました。
移管時点の時価で取得価額を再決定してもらえるのであれば60%の評価益に税金はかからないし、口数もキープできるし、現行のNISA分は特定口座に移管することにします。一方新NISAは枠をフルに使わないと意味ないですね。枠がフルに使えないくらい資金が少ないんだったら、一般NISAを売却して新NISAで枠をフルに使って買いなおした方が今後の利益を非課税化できますからお得に思われます。
たいしてまとまってないまとめですが、個人的には納得です。