Chika’s Blog

中学校に入学して10日

中学校に入学して10日、意外と自走してくれなくて困惑しています。

私学合同説明会や模試や入試や説明会で学校には何度か足を運んだので、通学経路はばっちり。入学式の日に昇降口と教室を把握したので、学校に入っても迷いなし。けれど週明けから3日間のオリエンテーションをすべて風邪で休んでしまったので、自己紹介も聞けず、クラスに会話をする相手ができなかった様子。

週末に保護者会があり行ってみたら、いろいろと宿題を出し、購入すべきノートやファイル類などを説明済みだとのこと。さらに「クラス内でご歓談」という時間があり、周囲の人と話してみたら、みんなとても近所に住んでると判明!多分この歓談20分で得られた情報、彼が1週間過ごして得られた情報量を優に超えているはず。

猫なで声で本人に話しかけ、プリントを見せろ嫌だのすったもんだの上に確認したら、ファイルを購入しろだのノートを購入しろだの国語辞典を持ってこいだの書いてある。黙ってたらファイルやノートが飛んでくるとでも思っているのかしら。怒り心頭ながらも優しく7歳の子に話すようにご機嫌を取りながら、「あ、プリントにこんなこと書いてある。ファイルとノート買わないとね!」などと会話して進める。

前日の夜に時間割をそろえるという習慣もないものだから、寝る前に優しく声をかける。「そろそろ時間割そろえよっか」

「ばっかみたい、くだらない。」中学生の私が長男を見たならば、けちょんけちょんにけなすだろうな。プリントを整理して、購入すべき文房具を吟味して、お小遣いの中でノートや文具を購入して・・・いくらでも自分でやっていた気がする。そういった意味では子供が異性なので批判めいた見方が少しは軽く済んでいるのかもしれない。同性だったら真っ向から比べちゃうだろうから。一方で息子ではなく娘だったらもっと手がかからなくて、私はもっと早く自由になれただろうな。

結局夜は次男の勉強を見ているので、長男のお世話まで加わって、夜も意外と暇じゃない。今日も「ねぇ、宿題は何時から始める?」と猫なで声で促した。受験生の母は女優たれというけれど、受験終わった後の方がよほど女優だ。早く自走してくれ、長男よ。