Chika’s Blog

レシピ本が26冊あった

次男のクローゼットを占領している本、どかしてあげたいといいつつも、よくよく見てみれば半分は私の本。
料理が苦手だと言いながらレシピ本が26冊あった。ソーイングの本が8冊。料理教室に通っていたころの紙のレシピが2cm、ピアノやフルートの楽譜が15cm、その他英語のテキストなど。

 

買い集めることで腕が上がる気がした

私の悪い癖だけど、レシピ本を買い集めれば腕が上がる気がしていたのです。ネットで検索した複数のレシピを比較する必要がなく、正解がわかるしね。でも子供の食べる料理は限られているから、普段の料理は固定だし、どこそこの料理長が伝える料理のコツは私にとっては豚に真珠。ほんとすみません。

同じ轍を何度も踏んでいて、昔はちんぷんかんぷんな金融の本を買って頭がよくなったつもりでいました。恥ずかしいのでそんな本はもう捨てたけど。

これでも自分の本を減らしてきたつもりでしたし、クローゼットからあふれているわけではないのでこのままでもよいのかもしれませんが、死蔵を避けるため減らしてみます。

 

レシピ本6冊、ソーイング本2冊を処分

きれいな本はリサイクルし、古い本は廃棄します。メルカリで売っても手元に入るのは100-200円。買うときは高かったのになぁ。家族のためになる、栄養は大事、子供への投資、みたいな掛け声でお小遣い使って買ったのに、食べてもらえず廃棄になったレシピ本。

私の場合、支出した時点で8割がた満足しているのです。本は買った瞬間が一番楽しい。使い続けることなんてごくまれ。だから、将来また買うときにわくわくできるスペースを空けておくため、今回は8冊処分します。

・・・いつも思うのよね、断捨離の「断」の字と「離」の字はどこ行った?って。捨てて捨てて捨て続けるのに物欲から離れられずにまた買う自分。

 

空っぽになった自分を想像して震える

Youtubeでたまたまミニマリストの動画を見て、「ここまで物を減らして、雑音を減らして、代わりに集中したいものなんて私にはない」と恐怖に震えました。ある程度ものに囲まれていないと幸せな自分を演出できない空虚な人間です、私は。

私が死んだとき、残った持ち物がすごく少なかったら、息子たちは「この人結局いったい何が好きだったんだろ?何が楽しくて生きてたんだろ」って疑問に思うのかな(いや、何も考えないか)。

物を捨てる度、捨てる度、すっきりはしますが、本当に自分が好きなものは何なのか、自分は何のために生きているのか、問われている気がして怖くなります。