哲学的な話ではないです。国語の話。
国語の苦手な長男は文章を読むのも書くのも苦手です。こりゃ官僚にはなれないね。
去年辺りから気になっているのは回答用紙に「自分」を主語にした文章をかけないこと。そして書いても致命的に間違っていること。
ユリが謝っているように見えた。その時のマキはユリがどのように謝っていると感じていましたか？(※ユリは百合の花です)
「自分が高いところに登ってしまい、マキにケガをさせてしまい申し訳ない思い。」
・・・え？高いところに登ったのはだれ？
「マキ」
・・・じゃあここに書いてある自分ってだれ？
「マキ」
・・・この文書おかしくない？
「おかしくない！💢」
「自分がマキを高いところに上らせてしまい、マキにケガをさせてしまったので申し訳なく思う気持ち」じゃないの？
「全然わかんない！💢」
・・・どうやって教えていいのかわかりません。
他人の想像していることを推察するなど今の長男には不可能。
大人になれば誰だってこの問題を解けるでしょう。けれど今この小学生の時点でこれを解くのが中学受験。20分の制限時間で文章を読み、問題文を読み、問題は複数あり、この記述にかけられる時間は10分もない。けれど答え合わせだけで大苦戦。
自然と国語の問題を解けてしまうお子さんがうらやましいです。読解尽くしの夏になりそうです。
