築11年のマンションを購入し、リフォームしました。
リフォームが必要なほど傷んでいたわけではないのですが、広いリビングダイニングが希望だったのと、やるならついでにトイレを交換したり、キッチン周りを使いやすくしたかったので。
間仕切り撤去、4LDK→3LDK
12畳のリビングダイニング脇に4畳ほどの洋室があったのですが間仕切りを撤去しました。ついでに廊下側の壁も撤去し、廊下・洋室・リビングダイニングをつなげて18畳にしました。各個室のドアを開くとリビングダイニングにつながるというあけっぴろげな間取りに。
壁を撤去してしまうと床に穴が開くのでフローリングは玄関から全面やり直し。元々のリビングダイニング12畳部分に床暖房が付いているのですが、床暖房の面積を広げるのは構造上難しいとのこと。また既存フローリングをはがしてしまうと床暖房が傷んでしまう可能性があるので既存のフローリングは温存し、新しいフローリングを重ね張りすることにしました。
床暖房対応の重ね張りフローリングは商品が少なく、DAIKENのサーモプラスのチェリー柄一択でした。
キッチン周り
独立キッチンの入り口が狭く、小さな電話台カウンターが付いていました。更にキッチンに入るとすぐに作り付けのパントリーがあり、入口の狭さと飛び出たパントリーでかなり圧迫感のある作りでした。
天井の埋込照明は蛍光灯1本で、独立キッチンも相まって暗い印象。
そこで電話台カウンターとパントリーを撤去しキッチンの入り口を広げ、天井の照明はダウンライト3つに変更してもらいました。ダウンライトは分岐ソケットを使うので合計9つのLED電球となり、見た目はアレですがかなり明るい。
ついでにキッチンの床はフロアタイルにし、流しの手元灯をLEDに変更してもらいました。
トイレ交換
一応築10年以上なのでトイレ便器を交換しました。元居住者さんも水漏れで1回直したことがあるそうで、その時にトイレは10年くらいで寿命と言われたそうです。ついでにフロアタイルと壁紙も交換してもらいました。
寝室にハンガーパイプ設置
寝室に1畳ほどの飛び出た空間があるので、そこにハンガーパイプを設置してクローゼット化してもらいました。扉はなしで、あとでカーテンを吊れるように下地補強してもらいました。
コンセントの増設と照明の調整
実際住むときに設置する家電をイメージしてコンセントを移設・増設してもらいました。また元廊下のダウンライトがリビングのダウンライトになるので、どのスイッチを押したらどのライトが付くのか、細かく調整してもらいました。
入口ドアの新設
廊下がなくなったので元リビング入口のドアは撤去されました。一方、玄関近くに新しいリビングダイニング入口となるドアを新設してもらいました。当初はドア移設で対応できるかと思ったのですが、逆開きに変更することは難しいとのこと。急遽新しいドアを購入することになりました。
リフォームの進め方
他の中古マンションの購入を検討したときに、不動産屋がリフォーム見積りを取ってくれたことがありました。残念ながらその物件の購入には至りませんでしたが、リフォームの見積りがリーズナブルだったので、今回はそちらの工務店に依頼することに。今回の物件の仲介業者が紹介してくれた業者があと2つあったのですが、そちらの2社は値段が倍くらいでした。
双方多忙なので打ち合わせは計4回くらいにし、使用する部材はこちらで探し、リフォームイメージや間取り図、コンセントの位置、マンションへの工事申請書などはすべて私が資料を作成しました。細かい作業が苦ではないのでね。自分で何度かショールームに行き、ネットで資料請求し、壁紙や床材を決めました。細かい見切り材は工務店が探してくれました。
リフォーム費用
リフォーム費用は税込み172万円でした。
総じて
大満足のリフォームでした!夫が関わることはほぼなかったのですが、仕上がりを見て「すばらしい」と喜んでくれました。マンションの構造に難儀したと思うのですがリフォーム業者には感謝感謝です。