Chika’s Blog

家計簿で収支を計算しても「貯金」額がわからない

自作の家計簿からZaimへ移行するにあたって苦労したのが「貯金」額の把握。いろいろ苦闘した末に家計簿から「貯金」を算出するのは諦めました。

収入-費用=貯金?

普通に考えたら、収入から費用を差し引いた収支は貯金額になると思います。
けれどそうはいかない。

1.費用でない支出がある

家計簿に反映していない(費用でない)支出があります。私の場合は、子供たちへの贈与やふるさと納税支出がこれにあたります。場合によっては住宅ローンを返済している場合、こちらに該当することも。この場合、純資産の増減が収支と一致しません。

2.Zaimに取り込まれてこない取引がある

かなりレアケースになりますが、クレジットカードのキャンセル取引をZaimが自動で取り込んでくれないときがあります。クレジットカードの利用額(負債)は金融機関連携機能で正確に修正されているのに、日々の家計簿ではキャンセル取引が自動で履歴に反映されず、ずれの原因になります。

3.クレジットカードの利用と引き落としにタイムラグがある

クレジットカードを利用したときに食費などの費用を計上していますが、クレジットカードの利用額が銀行口座から引き落とされるのは、翌月か翌々月。クレジットカードの負債まで細かく把握しておかないと、純資産の増減から「貯金」が計算できません。

4.投資信託の未実現評価損益がある

投資信託の評価益や評価損は家計簿の対象になりませんが、残高は日々増減しています。

 

何年間か残高調整に悪戦苦闘して、結局資産総額は無料のマネーフォワードから別途取得する運用に落ち着きました。マネーフォワードのPC画面には1日ごとの残高が一覧表で表示されるので、月末にささっと残高を取得できます。

家計は好調なのに、資産はさして増えてない。それは先月のクレジットカードの利用額が多額に引き落とされたからで、まとめて注文したふるさと納税のせいだった。とか、いろいろ分析すればわかるんでしょうけれど、そこまで手間をかけてしまっては便利アプリの効果半減。家計簿は家計簿、残高は残高と割り切って別管理です。