Chika’s Blog

確定申告

この時期、確定申告にちょっとイライラします。

給与所得とふるさと納税と不動産所得程度の私の確定申告は40分程度で完了しますが、会社員かつ個人事務所有で、証券口座を3つ使って上場株の売買や配当金の受領があり、非上場株式の売買もある夫の確定申告は複雑です。年末調整をしていないので確定申告は支払生命保険の額を入力するところから。ふるさと納税のボリュームも大きく、プルダウンとはいえ1寄付ごとに入力するのは手間がかかります。結局1度で書類がそろわず、今年も源泉徴収票がないとか、配当金計算書を紛失したとか、朝始めた確定申告が昼食をまたいでも終わらず、源泉徴収票がそろう来週に持ち越しとなりました。

マイナンバーカードによりある程度連携ができるようになったようですが、まだ対応していない生命保険や証券会社が多く、特定口座の保有株式の配当を一般口座で受け取るなんて間抜けな設定になっていた夫の口座は、どこまで行っても手作業と目検から抜け出せないような気がします。

確定申告のサイトは年に1度しか使わないのに毎年機能が変わるので、使う側としてはおっかなびっくりです。事業所得を入力する決算書のページを入力してから、所得税を入力するというフローは変わらないので、事務所の経費を入れて、不動産収支を入れて、保険料を入れて、株式の売却損益を入れて、と順を守らずにデータを五月雨式に出されると、何周もしなければなりません。お願いだから一発で書類揃えて!

何より毎年ひっかかるトラップは、ウィンドウを×ボタンで閉じてしまうという罠。確定申告サイトはChromeで開くようになりましたが、一般的なChromeタブ表示ができないので、サイトがポップアップウィンドウのように見えます。証券会社の住所や売却した株の銘柄などを検索するためGoogleを使おうとして、ついついサイトを×ボタンで閉じてしまうと、書きかけの確定申告が保存されずに閉じられてしまいデータが失われてしまいます。あちらこちらに保存ボタンは配置されているんですけどね、罠は罠。

直感的に使えること、ユーザーが誤操作しないように作ること、職場でユーザー管理部門としてシステム導入にも携わっているので、細かい要件定義は大事だなぁと身に沁みます。

2023年は、マイナンバーカードから連携できるふるさと納税サイトに限って、ふるさと納税をしようと思います。Zaimを使い始めるときに自分の家計管理の方法を変えたように、少しでも手間を減らせるように、システムに合わせる努力というのも続けたいです。