Chika’s Blog

雑談 2023/01/15

お正月に実家に帰った時の出来事。
長男は正月特訓で不在なので、次男を連れて私の実家に行きました。
妹とその子供たちも帰省中、久々の再会でした。

 

「お年玉もらうためのミッションだからさ」「大人は少ない方がいいね、『大きくなったね~』とか言われる回数少ない方がいいから」「『○○君、すごいね~』とか言われるけどあれお世辞だし」とクールな発言をボソボソと言う小3次男。すまんな。年始の挨拶は年中行事なんだよ。

 

実家から自宅に戻り寝る前に次男と話していたら、「A (私の妹) は障がい者じゃないのに子供はみんなああなっちゃったの?」との質問。まぁ気づくよね。

妹の子供、小3の長女はおそらくグレー(ADHD)、年長の長男はダウン症、年少の次男はおそらくグレー(ADHD)。そこそこ大きい3兄弟の間で日本語による会話が行われていないところ、長男の歩き方がおかしいところ、彼は気づいたんでしょう。私も妹の子供たちについて「いわゆる"普通"の子ではない」という話を時折伝えていましたしね。

 

小3のめいは、生まれたときに胃と食道がつながっておらず、即手術でした。硬直して反り返るように泣くので、夜も日中も妹は手を焼いていたようです。その時点で私の母も「この子"普通"ではない」と認識。
言葉も遅く、空気も読めず、読み聞かせに興味なく立ち歩き、お遊戯会では周囲に合わせた演技ができず。数年前の年始には私の次男を階段から突き落としたりしたことも(けがもなく、本人たちは覚えていないけど)。

2歳のころは2語文を話さず、3歳のころは話しかけても振り向かず、給食中も立ち歩き、保育園から何度も発達診断を進められ、何度目かの3歳半検診の再検査の結果、発達遅延なしとの判定。

5歳になると挨拶ができ、一方通行のお話もできるようになりました。会話は苦手。物音を聞きつけると駆け寄ってきて棚や箱を漁ります。弟にはおもちゃは譲らない。遠視が発覚し斜視もあり。

保育園でも問題児扱いで、たくさんの添付書類のついた引継ぎ資料をもって普通の小学校に入学し、通常クラスに通っています。漢字の練習では苦労しているそうですが(漢字を練習していると漢字のパーツがばらばらになって配置されバランスが取れない(書字障害傾向))くもんに通い、スイミングに通い、学校の授業も受けていますので、何とか適応できているようです。集中力がなく、くもんや塾の宿題は途中で手が止まり進まなくなったり脱走したりするそうです。それでも普通に小学校に通い、同じくグレーの親友ができたそうで、嬉しそうでした。

 

年長のおいは、生まれた時からぐんにゃりダウン症。ニコニコして愛嬌のある子です。発語がないので普通の小学校の支援級では対応できず、支援学校に入学予定だそう。

 

年少のおいは、4歳ですが成長曲線を下回る小ささで、落ち着きなく癇癪持ちで、幼稚園の入園写真も一人抱っこして撮影されたのだそうです。幼稚園の面接も泣きわめきごみ箱の陰に隠れたまま出てこず、「よく受かったなあ、少子化万歳」と妹がコメントしていました。4歳といえば、結構普通にしゃべると思いますが(我が家の子供たちは戦隊ものをまねしたり、家族と難なく会話していましたが)、妹の家庭では"普通でない"ことが普通であって、彼もしゃべりません。見知らぬ人が多い環境だったという点もありますが、私がいるときは数語(新幹線、閉める)しゃべった程度で他は喃語のみ。彼もお遊戯会では演技せず。妹の家ではもはやそれも"普通"。

 

という話、メモして何の意味があるかわかりませんが、以前よりずっとずっと"普通"に近づいているのです、妹の家は。相変わらず苦労していますが、"普通"の範囲に入ってきているように見えます。妹はずっと体調を崩しがち。穏やかに仲良く暮らしていってほしいと願います。