賃貸と購入どちらが得なのか。
答えは出ません。仮定が複雑すぎるからでしょう。
我が家は持ち家を売って現在賃貸住まいですので、その時のデータを使って比較してみました。
借入条件は今風に変えてみましたが。
5,800万円の物件を購入し、ローンを3,800万円組んだとします(金利0.7%)。
住宅ローン減税が適用されますが、ちょっと最近の制度に詳しくないのでその金額は省きます。固定資産税は当初5年は軽減だったと思いますが、満額の実データがなくて、軽減のまま計算してしまっています。
管理費が月額18,000円、修繕積立金が月額7,000円ですが、修繕積立金は5年ごとに月額3,000円値上がりし、更に12年ごとに460,000円の特別徴収があるというプランでした。
30年住んだ後のマンションの残存価額がいくらかわかりませんが、ここでは保守的に1,000万円と見積もりました。
一方、それに見合う賃貸として、家賃20万円の物件を仮定してみました(5年更新)。
今回の比較では購入のほうがお得でした。
しかも当時、5,800万円の分譲マンションと20万円の賃貸マンションだったら、分譲マンションのほうが2割広く設備もよかったです。持ち家を売ってしまったのは残念なことでした。
今私の住む地域の不動産価格はずいぶん上がってしまって、5,800万円では20万円の賃貸マンションよりも1割狭い分譲マンションしか買えません。当分再購入はなさそうです。
不動産価格の変動に対して、賃貸相場の変動は鈍い、ということですね。