表参道の眼科に通う日々、あか抜けない自分にがっかり落ち込む。
40代になってもまだ自分の似合う服がわからないのかしらね。
紺色のシャツ、紺色のマウンテンパーカー、灰色のジーンズ、黒い作業靴(その日は台風だった)。極めつけが「わっしょーい」とか、「やせる思い」とか言いだしそうな芸人風のセルフレーム保護メガネ。
慌てて駆け込む衣料品店。といってもユニクロ。ユニクロでもいいから、色が、色が必要。ターコイズのニットを購入。白いレーヨンのブラウスを購入。ついでに家用のスウェットも。GUにへ行って真っ白なニットを購入。
雨用の靴も買わないと。こんな黒の幅広EEEの中国製ユニセックススリッポンじゃなくて、ちゃんとしたレディースのレインスニーカー。
じゃんじゃん買って、やっと一息。
髪型がショートボブで化粧っ気もないんだから、男物っぽいシャツは鬼門だし、さらに紺色なんて最も選んじゃいけなかったのに。雑誌のモデルはロングのふわっとした茶髪だから似合ってたんだよ。自分の得意分野ちゃんと考えないと、バカバカ。
この大騒動で買った衣類の支出は15,200円。高いか安いか、効果はいかに。