Chika’s Blog

母の年金

お盆に義実家に顔を出した際に年金の話になりました。

義父は70歳まで働いた後、顧問としてまだ社会とかかわる予定のようですので、年金に関する心配はなさそうです。

一方私の母の年金は心配です。父はケチですから、自身が受給している年金を母には渡していないようですし(どうやって生活しているんだろ?)。母の加給年金(年額40万円)も、母が65歳になるまでの7年間父がせしめていたに違いないです。

 

母は1951年生まれ、現在68歳です。正真正銘の専業主婦。年金の受給は70歳まで繰り下げる予定のようです。

1975年に結婚するまでは、国民年金に加入していたと思います(祖父が払っていたはず)。結婚してから父が退職するまで第3号被保険者になっていたので、65歳から月6万5千円の年金を受給できると思っていました。

 

けれども、60歳前に試算されてきた母の年金は月5万円にも満たない。結婚してから第3号被保険者の制度ができる1983年までの8年間は、「国民年金への任意加入」をしていなかったため、受給金額に反映されていないのです。(救済措置としての振替加算の対象なので上記に加え月額6000円程度の増額はありますが。)

「払ってなかったんだから仕方ないわ」とあきらめ顔の母は悲しそうでした。好きで専業主婦していたわけではないのにね。今は趣味を生かして手芸の先生をしているのでわずかな収入があり、母は60歳になってから自分で国民年金に任意加入していました(父は3年ほど再雇用されていましたが、配偶者は60歳になると第3号被保険者を「卒業」します)。併せて月400円の付加保険料も納めていたと思います。

国民年金は納付月数480か月を超えて任意加入することができません。母は結婚するまでの4年+3号被保険者になってから60歳になるまでの29年=33年の納付月数がありましたので、残り7年間任意加入することができ、おそらく昨年あたりまで任意加入していたはずです。

 

60歳を迎えてから計140万円余りの年金を払った母、結果として年額14万円ほど年金が増えたはずです。それでも月当たり1万円増えただけ。彼女が受け取る予定の年金額は月6万円程度です。

自分の老後も心配ではありますが、親がわずかな収入の中からお祝い金をくれたり、プレゼントを買ってくれたり、ご馳走でもてなしてくれたりするのを見るのは心苦しいものです。